FXの自動売買プログラムを実行する方法は私の知っているところでは以下の3つです。
・MQL(MetaQuotes Language)
MQLというC言語のような言語でMT5(4)上で実行可能なプログラムを作成できる。
トレードだけでなくMT5(4)で用いるインジケーターなども作ることができる。
・OANDAのAPI
OANDAが提供している、外部からOANDAのサーバに様々な取引要求や、ローソク足データの取得要求などが実行可能なAPI
・MT5(4)のPythonモジュール
pythonからMT5(4)のwindowsアプリに様々なアクセスが可能なAPIモジュール
世の中で一番多いのはMQLでEA(エキスパートアドバイザー)を作ることだと思います。EAを作って販売することもできます。プログラミングを楽しむという点ではC言語に近いということでオブジェクト指向設計がやりにくいなどの問題があり、また言語もトレード専用でほかに役に立たないというデメリットがあります。ですが、作ったプログラムを売りたい人はこちらが良いと思います。
OANDAのAPIはpythonからもアクセス可能です。オーダーブックの情報なども取得できます。ただし、利用にはリアル口座である程度の金額をトレードしておく必要があります。また、大量の過去データの取得などに時間がかかり、自動トレードプログラムを実行するにはあまり向かないように思います。
MT5(4)のPythonモジュールは、MT5(4)に対して過去データの取得要求をだすので、MT5(4)のデータを利用するため、データの取得が早くできます。提供されているPythonモジュールも扱いやすく、Pythonで自動トレードプログラムを作るには現状最適です。私はこれを利用してプログラムを作っています(Youtubeにトレード状況を配信しています)。
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